杣道~街を歌うシンガーソングライターの辿る道~

シンガーとして、ソングライターとして、想ったこと考えたこと。

2018-01-01から1年間の記事一覧

上手くなるってナンダ⁉️

歌、ギター、ベース、キーボード、作詞作曲、音楽理論、レコーディング、DTM…音楽を「作る」仕事をしてきた結果、完成品として納品するまでの工程をひと通り学んできて、そのノウハウをレッスンを通じて26年間お伝えしてきました。 僕のレッスンでは一番最初…

「子ども食堂」

食事をしている時の、子どもたちの笑顔。 子どもたちだけではない。見守る大人たちも、笑顔になれたりする。 そしてそれは、かなり微妙なバランスで成立していたりするのだろう。 「本当に来て欲しい子どもには、なかなか声が届かない」 子ども食堂に携わる…

「お茶の間」の魅力。

僕がシェアメンバーとして関わらせていただいている、せんぱくBookbaseさん。 本屋さんなわけですが、奥に6畳の和室がある。 本屋に和室があるなんて、僕は初めて。 店長さんは、その和室に様々な想いを込めている。 先日、その和室でミニライブをやらせてい…

食育のこと。

食べることって、当たり前だけどとても大切。 そしてそれは、決して簡単なことではない。 僕は「普通」の家庭環境で育った。 そう「してくれた」のだ。 子どもたちの「食べる」を、支えようとしている人たちがいる。 今日、生の声を少しだけ聞くことができた…

繋がること。

古民家での、かなり刺激的なイベントに参加してきた。 集まった人たち全員と、お話ししてみたくなる。 古民家の保存や再生は、簡単ではない。 でも、壊してしまえばそれでお終い。 未来に選択の余地を残すこと。 とても大切なこと。 古いものを、生きたもの…

ハウスバンドメンバー募集‼️

隠れ家的多目的スペース「スタジオWDB123」では、今後のイベントの目玉にするべくハウスバンドのメンバーを大募集します! 募集パートボーカル/ギター/キーボード/ベース/ドラム/コーラス/ダンサー ジャンルは70年代、80年代の洋楽カバーや、歌謡曲、ラ…

BARのある風景。

雨のパラつく中、朝帰り。 気の合うマスターがいるBARが、近くにある喜び。 この道30年のマスターの話には、重みがある。 最近お店を持ったばかりの僕には、全てが勉強になる。 オトナになって良かったと、思える時がある。 マスターは歌も上手い。 僕が弾く…

近所のカフェ。

徒歩3分。お気に入りのカフェがある。 決して綺麗とは言えない店内。 無愛想なマスターは、ビートルズが好きらしい。 いつも頼むステーキは、胡椒の味しかしない。 スープもサラダも味が濃く、舌の休まる暇もない。 いつ行ってもガラガラなので、潰れてしま…

初フラメンコ。

「初」と言っても、踊ったわけではなく… フラメンコを教えている知人のライブに行った。 恵比寿。久しぶりに訪れる。 すっかり様変わりしていて、迷子になる… 裏通りにあるスペイン料理のお店は、開演前から熱気が漂う。 僕が慣れ親しんだ「ライブハウス」の…

「本」の魅力。

初めて一人で店番をした。 心地良い緊張感が走る。 音楽(CD)と本が直面している現実は、似ている。 それでもまだ、本が持つ可能性に期待せずにはいられない。 「これ、誰が買うの?」 ニッチなものが許容される余地が、まだ残されているから。 淘汰されてい…

お店のチカラ。

見知らぬ街に着いたら、お店に入ってみる。 ほんの少しだけ、街が身近に感じられる。 いきなり見ず知らずの人のお宅に、おじゃまするわけにもいかないし。 気持ち的には、挑戦してみたかったりするけど。 店員さんと会話しやすいお店がいい。 居酒屋さんとか…

宮フォーク村。

20時。夜の宇都宮は初めてだった。 雑居ビルの小さなエレベーターで3階へ… 昨日の僕の記事、他人の「場」。 宇都宮のアコースティックライブバー「宮フォーク村」さんについてのものだった。 今日もまだ、心地良い余韻の中にいる。 ホームもアウェーも関係な…

他人の「場」。

自分の場を持つと、他人の場に対する見方が変わる。 なにげなく立ち寄ったお店。 マスターは、僕と同い年のシンガーソングライター。 共通点はかなり多い。 常連客の、マスターに対する愛情が深い。 彼の歌を、本当に楽しみにしている「熱」が伝わってくる。…

「愛の街から」

父が良く聴いていたラジオ番組。 エフエム東京(現TOKYO FM)「愛の街から」。 カセットテープに録りためてあったものを、貪るように聴いていた。 僕が小学生の頃の話。 様々な街を舞台に、大人の男女の物語が音楽と共に綴られる。 恋愛の機敏なんてわからなか…

ある生徒さんのこと。

音楽を教えさせていただいて、もう25年になる。 まだ25年…そう言ったほうが、実感に近いかもしれない。 教えることの難しさ。 こんな表現では物足りないくらい、その答えは遠ざかるばかり。 とある飲食店に勤める彼の休日は、火曜日だけ。 その貴重な休日の3…

「場」を持つということ。

自分で自由に運営できるイベントスペース。 長年の夢が叶ったと同時に襲いかかる重圧。 でも、あえてその重圧を「無視」してみたい。 純粋に自分が楽しいと思えることを、ぶつけてみたい。 たいへん幸せなことに、僕のスタンスを支持してくれる人たちがいる…

僕のモチベーション。

閉店後のカフェで、少し歌わせていただいた。 想いが込められた空間に、僕の声が響く。 彼女にとって、想い出の曲。 大切に、大切に歌う。 「あなたの声を聴いて、当時の光景が鮮やかに蘇りました」 誰でも持っている、パンドラの箱。 少しだけ、開けてあげ…

畳の香り。

新しい畳の匂いなんて、何年ぶりに嗅いだのだろう? 畳の上で弾き語るなんて、いつ以来なのだろう? 友達の家に遊びに来たような感覚。 せんぱくbookbaseでの、初めての店番だった。 本屋さんの店番をしながら、歌う。 なんともいえない高揚感。 和室に控え…

シェア本屋さんの店主として。

最近、本を読まなくなっていた。 なぜだろう? よく本を読んでいた頃。 今よりも時の流れがゆったりしていたような気がする。 スマホを持つようになってからなのか、 情報に対する執着心とか集中力が散漫としてしまう。 ゆっくりと一つの対象に向き合えてい…

言葉の重み。

他人の言葉が、自分を責めていると感じる時。 そんな時は、自らの心が弱っているだけかもしれない。 心の健康度によって、傷の深さも変わる。 心が元気なら、気にせずに済むことも多いだろう。 言葉の重みは、変動する。 それは、過去に言われた言葉も含まれ…

脱・セルフイメージ

時間があれば、人に会うようにしている。 人に会うことで、自分の中で何かが起きるから。 セルフイメージ。 あんまりアテにならない気がするけど、自分に対する支配力は尋常ではない。 それを壊したい。 壊すことでしか、多少なりとも正確なセルフイメージを…